日本料理 温味（ぬくみ）| 北海道札幌市

店主略歴

1965年北海道札幌市出身
17歳から日本料理の道に進み、札幌、大阪で修行
香港総領事館公邸料理人、リゾートホテル料理長を経て、2006年40歳で独立

これまでと、これからの料理にかける思い

17歳、何も考えず漠然と飛び込んだ日本料理の世界。
22歳で出会ったのが、当時の札幌にはなかった、おまかせコーススタイルの日本料理『古屋(こや)』。
店主、古屋光照氏の、食材、料理、店へかける強い思いと、夢、目標を熱く語り、突き進む姿にあこがれ、料理人を生業とする事を決意しました。
しかし、28歳、料理人として志なかば、師匠を（享年42歳）病で亡くしました。
心新たに大阪日本料理「かが万」で修行し、勉強することになりますが、レベルの高さに圧倒され、意気消沈。
付いていくことに必死な中、主人、先輩達の愛のある厳しさに触れ、少しずつ人間として、料理人として成長できたと考えます。
昔を振り返り今思うのは、人の思いは、人との出会いで良くも悪くも変わるということ。
今の自分があるのは、素晴らしい方々と出会えたからだと感謝しています。
今は小さいながら、一国一城の主として、師匠が常々仰っていた「これで良いと思えばそこで終わり。変わらずとも進化せなあかん。」という言葉を胸に、日々様々なことを考え、取り組み、店を守っております。
一番大切な原点がぶれることなく、心を込めた料理と接客で、お客様に喜んでいただき、良き店と思っていただける様に、日々努力する所存です。

店主　山本真樹